応接室


みんな、やっほー! 第6回・コヒナタ邸だよりの時間だよ!

……。

ん? S山さん、どうしたの?

アカヲ……入レナクテハ……

げっ!! きのう更新された小説を読んで、編集長の職業病が出ちゃってるよ!!

××先生……、イマ、オ時間ハ……ヨロシイデショウカ……?

くらえ、必殺!! サンタ・チョーップ!!

グハーッ!! (……パタ……)

ふー、危ないところだった……、S山さんの編集会議って2時間とか平気で超えてくるからね……。いまのうちに今日の質問、いっちゃお!

「S山さんの顔の炎はどれくらいの火力がありますか?料理できるくらい火力の調整できますか?」

あっ、S山さんに質問だったのかー! あちゃー、タイミングが悪かったなあ。

うーん、俺が見ている感じだと、熱さの調整はできるみたいだよ。S山さん、いまは床で伸びてるけれど、火事になってないし、触っても熱くないし(ぺたぺた)

……かと思えば、まえに魚を焼いているところを見たことあるし。……この炎が消えたらどうなるんだろ? もしかして、普通の人間のすがたにもどったりして……!?

ちょっと消してみよう! ……ふーっ! ふーっ!

……はっ!? サンタ君、なにをしているんですか! 破廉恥な!

……火に息を吹きかけて破廉恥って言われたの、俺初めてだよ……。でもざんねん、実験はまた今度だね! それでは、本日のコヒナタ邸だよりでした!

な、なんなんですか、もう……、……あれ、なぜか首が痛い……?

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