応接室
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みんな、やっほー! 第5回・コヒナタ邸だよりの時間だよ! |
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お相手はこちらのサンタ君と、私、S山でお送りいたします。 |
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いやあ、ますだくんの人気がすごい! ますだくんにいーっぱい質問が届いているよ。みんなありがとー! 本日の質問はこれ! |
「ますださんは成人しているんですか?」
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……年齢の数えかたがいまいちよくわからないけれど……、しているんじゃあないかな。お酒飲むし。 |
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自分のことなのに、ずいぶんと他人ごとなんですねえ。 |
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……だって、どれだけの時間をここで過ごしていると思っているのさ。まあでも、肉体的な変化はもうずいぶん長いあいだしていないと思う。 |
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じゃあますだくんって、意外とおじいちゃんかもしれないんだ? |
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いや、ぼくより長く生きているやつがいるよ。あいつが実質最年長なんじゃあないかな。……フォトンっていうんだけど。 |
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うっそ!? フォトンくんって、まだせいぜい中学生か、へたしたら小学生くらいの見た目じゃん!! |
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うん。脳みそもそれ以下だと思う。でもあれで超ジジイだから。いくつかの星の誕生や消滅の瞬間に居合わせたことがあるらしいよ。 |
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ショックです……、フォトン君が銀河レベルのご老体だったなんて…… |
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これはお蔵入りしちゃう新事実なんじゃないの……? もしかして盆栽とかが趣味だったりするのかな…… |
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おっ、ごきげんよう! ……って、どうした、3人そろって深刻そーな顔して?? |
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……フォトンくん、椅子に座って! お茶用意しよっか? カルシウムもしっかりとろうね! |
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な、なんだよ? 今日はやけにやさしいじゃねーか…… |
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……っていうか…… |
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フォトン、どうやってこのふたりの表情を読んだんだ? ぼくにはいつも同じ顔にしか見えないけれど(だってマスクと炎だし)。 |
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……? サンタ君はともかくとして、私はこんなに表情豊かなのに……。あ、コヒナタ邸だよりでした。 |
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