いいですねェ! 麦を燃やすために、これだけの量の麦を今日まで乾燥させておいたんですからね。

コヒナタ邸は薄暗かったんで、このライターにはよくお世話になりました。もともとは、俺のじゃァなかったんですがね。

戸隠先生は白衣のポケットからライターを取り出すと、乾燥した麦に火をつけた。
たちまち白い煙をあげながら、パチパチと激しい音をたてて真っ赤に燃え広がっていく。


さァ、このままなにもかも焼き尽くして、永遠をブッ壊しましょう!


あなたは予想以上の火柱の高さと熱さ、そして息苦しさに、目を閉じずにはいられなかった。

意識が遠のいていく……。