ポケマスのノボリさん日記

ポケマスのノボリさん日記・その４

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この記事には「Pokémon LEGENDS アルセウス」のネタバレが多分に含まれます

こんにちは、ひなた（過激派）です
端的に申しますとひなたはこの記事をもちまして「Pokémon LEGENDS アルセウス」を記憶から抹消します

2022年1月、ぼくたちのノボリ兄さんが「Pokémon LEGENDS アルセウス」に登場しました
スクリーンショットは貼りません記憶から消す予定なのでデータはありません

▲イメージ図（ひなた画）

「Pokémon LEGENDS アルセウス」のノボリさんはいままでのノボリさんではありませんでした

自慢の制服はボロボロ、腰は曲がりあごにはお髭
廃人の表現かもしれませんが、年老いているようにも見えます

そもそも今回の舞台「ヒスイ地方」はシンオウ地方の昔のすがた
そんなヒスイ地方にノボリさんはただひとり、時空の歪みに巻き込まれ飛ばされてしまったとのこと

時空の歪みに巻き込まれたショックでノボリさんはすべての記憶を失っています
かつての手持ちのポケモンたち、そしていままでのシリーズではパートナーとして描かれていたポケモンの「シャンデラ」、そして双子の兄弟「クダリ」のことすら忘れてしまっていることが明かされます
………

そんなことある？？？

ノボリさんは双子の車掌としてクダリさんとセットでデザインされたキャラクター
イッシュ地方のライモンシティで、自分の仕事に誇りと使命感を持ちながら暮らしていました

そんなノボリさんからとつ然、仕事を奪い、家族を奪い、記憶を奪い、決していままでの仲間たちの手の届かない土地へと追いやる
ここまでの仕打ちをする必要がどこにあったのでしょうか？

パシオ（ポケマス）のノボリさんは、いまでも毎日あいさつをしてくれて、主人公やクダリさんを思いやってくれます
でも今後いくら時を重ねても、ノボリさんがどんなに優しい言葉をかけてくれても
いずれノボリさんはこの日々をすべて忘れていなくなってしまうんだと思うと、やるせなさしかありません

パシオのクダリさんの
「ノボリと一緒にいるだけでぼくの心がワクワクするんだ！」
というセリフが、こんなにも悲しい伏線になるなんて思いもしませんでした

ノボリさんと離ればなれになってしまったシャンデラちゃんとクダリさんは、それでもノボリさんはどこかで元気にやっているだろうと思いを馳せたりして
ノボリさんはそんなことを知るすべもなく、ヒスイというなにもかもが遠い土地でひっそりと死んでいく

そんな結末、ぜったいいやです

だから、ひなたは「Pokémon LEGENDS アルセウス」を記憶から消します
これが公式設定だとしても、今回ばかりは断固拒否します

ひなたはノボリさんがしあわせに過ごす人生だけを信じます

生き生きと車掌さんの仕事をしたり、鉄道についていろいろと教えてくれたりする、いままでと変わらないノボリさんのあしたを信じています
わたしが主人公だったら、アルセウスでもディアルガでもセレビィでもジラーチでもフーパでもなんでも捕まえて、どんな手を使ってでもノボリさんをもとの世界に帰します

たぶんトウヤもトウコもキョウヘイもメイも、クダリさんもカミツレさんも、それにパシオで出会ったみんなもそうです
わたしと同じように考えるキャラクター、そしてサブマスファンの人たちがたくさんたくさんいると思うから

ノボリさんがこのまま不幸で終わるなんてあり得ません