応接室
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おや? 見慣れない人間が…… |
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うおおぉ!? コイツ頭が燃えてやがる!! 研究員! けんきゅういーん!! |
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なんですか、Dクラス職員君。 |
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こいつもアノマリーなのか!? っていうかここドコだよ!? |
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いやだなぁDクラス職員君、ここは夢のなかに決まっているじゃないですか。夢のなかなら人の頭だって燃えますよ。 |
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あぁ、研究員さんのお知り合いのかたなんですか、そちらのかたは? |
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知り合いというか、同僚です。財団の。 |
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例の財団ですか。毎日大変ですね〜。 |
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なに世間話してるんだよ! どう考えても財・団・案・件! 確保・収容だろ!? |
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「保護」が抜けています。……俺は財団の指示さえなければ基本、新種のアノマリーに関しては温かく見守るスタンスなので。 |
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嫌だわ〜……オレ、なんでこんな奴のところに配属されたんだよ…… |
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今日はそちらの主人のお誕生日ということで、誕生日プレゼントを持ってきました。 |
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主人というと、コヒナタ先生のことですかね? プレゼントというと…… |
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こんにちは〜、よろしく〜。 |
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垢嘗君です。 |
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お引き取りください。 |
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彼は人間の垢をなめとるというアノマリーで…… |
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いますぐお引き取りくださいッ!! |
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