【あなたはだれ?】
私のことは「先生」、と。
……ああ、しかし、「先生」が
ふたり
だと、貴方にとっては少々まぎらわしいだろうか。
……『先生』が”ふたり”?
この場には、目のまえの「先生」と名乗る男と、わたししかいない。
いや、よく考えてみれば、あとひとり……いる。
男に引きずられてきた、血だらけの人間が。
「先生」、よかったですね。
貴方の
「助手」
と再会することができて。
わたしの、先生……?